背景
映像出力の無い状況下で、WebRTCといった映像系のWebアプリケーションを動作させようとすると、正常に動作しない場合があったため、仮想ディスプレイを作成する方法を調査した。
記事の目的
Xvfbで仮想ディスプレイを作成し、アプリケーションの映像出力を仮想ディスプレイに設定する
Xvfb
ここでは、Xvfbで仮想ディスプレイを作成する方法について記載する。
Xvfbの導入方法
Xvfbの導入方法は以下の通りである。- xvfbをapt installする
- Ubuntu起動時にxvfbを自動起動するように設定する
- PCを再起動する
$ sudo apt install xvfb
$ sudo nano /etc/rc.local ... Xvfb :99 -ac -screen 0 1024x768x16 & exit 0上記の設定で、ディスプレイ番号99が仮想ディスプレイとして設定される。
仮想ディスプレイを映像出力先としてアプリケーションを実行する方法
実行方法は以下の通りである。(例としてFirefoxを使用)$ env DISPLAY=:99.0 firefox
備考
- 描画処理は動いているため、その分CPU(GPU)リソースは消費される
まとめ
- Xvfbで仮想ディスプレイを作成した
参考文献
変更履歴
- 2019/09/17: 新規作成
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