背景
GPUで並列処理を行うために、CUDAの導入が必要となった。
記事の目的
UbuntuにCUDAを導入する
CUDA
ここでは、CUDAの導入方法について記載する。
CUDAとは
CUDAは、nvidia社が提供する並列処理ライブラリである。利点
- 実装に関する情報が豊富である
- TensorflowやOpenCVなど、機械学習や画像処理に関するツールはが基本的に対応している
- C言語ライクな記述でプログラミングできる
導入方法
OSやマシンにあったCUDAのインストーラ方法は、公式ページから調べることができる。今回は、Ubuntu16.04へCUDAを導入する手順について記載する。
- CUDAのアーカイブをダウンロードし、aptに登録する
- $ wget https://developer.download.nvidia.com/compute/cuda/repos/ubuntu1604/x86_64/cuda-ubuntu1604.pin
- $ sudo mv cuda-ubuntu1604.pin /etc/apt/preferences.d/cuda-repository-pin-600
- OSやマシンにあった承認キーをダウンロードページから探す(今回は、/ubuntu1604/x86_64/7fa2af80.pub)
- 承認キーをダウンロードする
- $ sudo apt-key adv --fetch-keys http://developer.download.nvidia.com/compute/cuda/repos/ubuntu1604/x86_64/7fa2af80.pub
- CUDAのレポジトリを登録する
- $ sudo add-apt-repository "deb http://developer.download.nvidia.com/compute/cuda/repos/ubuntu1604/x86_64/ /"
- CUDAをインストールする
- $ sudo apt-get update
- $ sudo apt-get -y install cuda
- PCを再起動する
- $ sudo reboot
CUDAのサンプルプログラム
CUDAのサンプルプログラムのmake方法は、下記の通りである。上記の場合、~/NVIDIA_CUDA-10.1_Samples内にサンプルプログラムの実行ファイルが作成される。
- $ /usr/local/cuda-10.1/bin/cuda-install-samples-10.1.sh ~
- $ cd ~/NVIDIA_CUDA-10.1_Samples
- $ make
アンインストール方法
CUDAのアンインストール方法について記載する。
- $ sudo apt remove cuda-10-1
- $ sudo apt autoremove
- $ sudo apt remove libcudnn7 libcudnn7-dev libcudnn7-doc
- $ rm -rfv ~/NVIDIA_CUDA-10.1_Samples/
まとめ
- UbuntuにCUDAを導入する方法ついて調査、記載した
参考文献
変更履歴
- 2019/09/26: 新規作成
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