2020/04/18

GitHubでAuthentication failedが出る場合の対処法

背景


仕事でGitHubAzure DevOpsを使用する際、git pullやgit clone時にAuthentication failedが出たため、対処方法を調査した。

記事の目的


GitHubAzure DevOpsにおける原因不明のAuthentication failedを解決する

Authentication failed


現象

GitHubAzure DevOpsでgit pullもしくはgit cloneする際、下記のようなエラーが出る場合がある
$ git clone https://github.com/xxx/yyy.git
...
fatal: Authentication failed for 'https://github.com/xxx/yyy.git'

原因

原因として、下記が考えられる。
  • 2FA(2段階認証)に切り替えた
  • トークンが設定されていないため、認証できない。
  • GitHubのレポジトリやAzureDevOpsでアクティブディレクトリを切り替えた
  • ローカルのキャッシュに前の認証情報が残ってしまっているため、認証できない。

対処方法

  • 2FA(2段階認証)に切り替えた場合
    1. 以下のページを参考にし、トークンを設定する
    2. git clone/pull時に、ユーザーIDとトークンを入力してログインする
  • GitHubのレポジトリやAzureDevOpsでアクティブディレクトリを切り替えた場合
    • Windowsの場合
      1. C:\ユーザー\ユーザー名\AppData\Local\GitCredentialManager\tenant.cashを削除
      2. コントロールパネル→ユーザーアカウント→資格情報マネージャー→Windows資格情報→git:https://github.com/xxx/yyy.gitを削除
    • Macの場合
      1. キーチェーンアクセスアプリケーションを開く
      2. github.com の「internet password」エントリを削除
    • Ubuntuの場合
      1. 認証情報を削除
      2. $ git config --global credential.helper erase
      3. 認証情報を再保存
      4. $ $ git config --global credential.helper store

まとめ


  • git cloneやgit pull時のAuthentication failedエラーを解決する方法について調査、記載した


参考文献




変更履歴


  1. 2020/04/18: 新規作成

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