背景
仕事でGitHubやAzure DevOpsを使用する際、git pullやgit clone時にAuthentication failedが出たため、対処方法を調査した。
記事の目的
GitHubやAzure DevOpsにおける原因不明のAuthentication failedを解決する
Authentication failed
現象
GitHubやAzure DevOpsでgit pullもしくはgit cloneする際、下記のようなエラーが出る場合がある$ git clone https://github.com/xxx/yyy.git
...
fatal: Authentication failed for 'https://github.com/xxx/yyy.git'
原因
原因として、下記が考えられる。- 2FA(2段階認証)に切り替えた トークンが設定されていないため、認証できない。
- GitHubのレポジトリやAzureDevOpsでアクティブディレクトリを切り替えた ローカルのキャッシュに前の認証情報が残ってしまっているため、認証できない。
対処方法
- 2FA(2段階認証)に切り替えた場合
- 以下のページを参考にし、トークンを設定する
- git clone/pull時に、ユーザーIDとトークンを入力してログインする
- GitHubのレポジトリやAzureDevOpsでアクティブディレクトリを切り替えた場合
- Windowsの場合
- C:\ユーザー\ユーザー名\AppData\Local\GitCredentialManager\tenant.cashを削除
- コントロールパネル→ユーザーアカウント→資格情報マネージャー→Windows資格情報→git:https://github.com/xxx/yyy.gitを削除
- Macの場合
- キーチェーンアクセスアプリケーションを開く
- github.com の「internet password」エントリを削除
- Ubuntuの場合
- 認証情報を削除
- 認証情報を再保存
$ git config --global credential.helper erase
$ $ git config --global credential.helper store
まとめ
- git cloneやgit pull時のAuthentication failedエラーを解決する方法について調査、記載した
参考文献
変更履歴
- 2020/04/18: 新規作成
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