背景
Windows10環境からルーターなどのネットワーク機器にコンソールでログインする必要があったため、調査した。
記事の目的
RLoginでシリアルコンソールに接続できるようにする
RLoginとは
RLoginは、Culti (kmiya@culti) が開発しているWindows用のターミナルソフトである。
タブ単位で操作でき、様々なショートカットキーを登録できることが特色である。
RLoginの導入方法
RLoginの設定方法を参照
シリアルコンソールへの接続
ここでは、シリアルコンソールに接続するための方法について記載する。
- 機器との接続 コンソールケーブルを使用し、機器と接続する
- デバイスマネージャーを開く 画面左下のWindowsマークを右クリックし、デバイスマネージャーを選択する
- COMポート番号を確認 ポート番号を確認する(複数ある場合、機器を抜き差しして確認(操作(A)→ハードウェア変更のスキャン(A)で表示の更新も行う))
RLoginの設定方法
ここでは、RLoginでシリアルコンソールに接続するための設定方法について記載する。
- Server Selectウインドウの新規(N)をクリック(Server Selectウインドウは、RLoginウインドウ右上の黄色いプラグマークで表示できる)
- 接続設定を行う
- エントリー名 この接続設定の名前を記入する
- コメント この接続設定の説明を記入する
- プロトコル comを選択する
- タブ 接続先のタグを記載する(Server Selectウインドウ内で、タブ毎に整理されて表示されるようになる)
- ホスト名(サーバーIPアドレス) ビットレート;データビット;パリティ(NOP,ODD,EDEN,MARK,SPC);ストップビット;フロー制御(NOC,CTS,XON);を記入する(例: 9600;8;NOP;1;NOC;)
- TCPポート シリアルコンソールの場合は、COMポートを指定する(自分のPCの場合、COM1が全面にあるUSB3.0ポートだった)
- OKボタンを押す
- Server Selectウインドウで接続先の設定を選択(クリック)し、OKボタンを押す
備考
- 上記設定(9600;8;NOP;1;NOC;)でNECのルータに接続できることは確認済み
まとめ
- RLoginでシリアルコンソール接続する方法ついて調査、記載した
参考文献
変更履歴
- 2020/05/07: 新規作成
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